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いろいろなことがありました。 [日記]

大変ご無沙汰しております。

ここ数ヶ月、いろいろな事がありました。

どうしても、楽しい日記を連想できる感じではなく、記事がストップしてしましました。

本当に、ごめんなさい。

実は、ブログで紹介した、普段は元気の良いのが売りのメルちゃんが、乳腺腫瘍になってしまいました。
今年で、満10歳を迎え、皮膚の方の調子も良く、体調はすこぶる良いと思っていた矢先でした。

当初、お腹に穴が開きました。
メルちゃんの性格は、人にはとても甘え上手で、優しいのですが、元々ボスキャラ・・・。
お腹を見せてゴロゴロするような子ではなく、お腹を触られるのも嫌がるような古典的な和犬の特徴を持った頭の良い子です。
私が気付くのが遅れ、腫瘍が肥大化し穴が開いてしまいました。

獣医さんに見せた所、「恐らく悪性でしょう。転移している場合は開いてしまうと2・3ヶ月もつかもたないかです。」と診断されました。
しばらく抗生物質を飲ませ、傷がふさがるかどうかの様子を見てもらいました。
傷がふさがる様子は無く、そのままにしておくとどんどん傷口が広がり、そこからじゅくじゅく膿み出し、だんだんと弱っていく・・・というケースがあることを伺いました。

現状は、病気などまるで無いかのように元気です。
第1段階の診断では、

1.手術した場合、悪性腫瘍が転移していたら寿命を縮める。転移していた場合、長くて2~3ヶ月。

2.ほっておくと傷口が広がり膿んできて、だんだんと体力も弱っていき、痛みも伴ってくるはず。

でした。1.だとイチカバチカという感じでした。
現況元気なことを考えると、自然に任せた方が良いのか・・・と思いつつ、できる限りの事をしてみようと、アガリスク(粉末)を買ってきて、手作りご飯を始めました。

第2段階は、先生が、「検査をしてみましょう!」 とおっしゃってくださいました。
検査前の先生の顔色はあまりすぐれませんでした。そこが少々気になっていました。

検査後、先生の顔色が少し明るくなりました。
検査結果が良かった・・・すごく救いです。
体力もかなりある(年齢を考えましたがそれ以上に、手術に耐えられる。)、細胞レベルではわからないが転移の可能性も少ない・・・。

なので、急遽手術することに決めました。

先生に 「どうしても最低あと6年は一緒に居たいんです・・・。」 と最初の段階でむちゃくちゃ言ったんです。。。
私・・・。

だったら飼い主の私が早期発見で何とかすべきなのですが、そんな事もおっしゃらず、話を聞いて考えて下さいました。

手術が昨日終わり、先程帰って参りました。
我が儘炸裂、お散歩に行くんだときかない姿を見て ホッ としてやっとブログを書いています。

そこで感じたことです。

皆さんのブログを拝見して、私なりには心配してコメントを書いたつもりでしたが、いざ自分の事となるとこんなにも心穏やかじゃない日々が続くものなのですね。。。
もちろん、「がんばって!」とか「きっと大丈夫。」と声をかけられ、私はとても励みになりました。
そして、駄目かも・・・と弱気な気持ちをそんな言葉で「大丈夫!」にかえさせて戴きました。
本当に心強く、感謝な事です。。。

大丈夫!!!そう思う、強く思う気持ちも、きっと薬になるんですよね。

頑張ったのはメルちゃんですが、メルちゃんもそんな気持ちが有り難く思っている事だと信じています。

私はメルちゃんのお願いしました。
「ちゃんと治そうね。」
そして約束しました。「絶対に治すからね。」
あっ、どっちも私って役に立ってない・・・(汗
本犬と先生に丸投げ状態・・・

メルちゃんの頭の良いところはここです。
しばらく悲しそうに、不安そうに考えていました。
診察の時も、すっごい力で帰ろうとして病院には入ってくれません。
抱きかかえて診察室に入っても、暴れて家に帰りたそうにしていました。

ところがです・・・。

お願いした後のメルちゃん、手術前日は静かに私のそばには来ませんでした。

「よほど病院がイヤなのかな?私に不信感があるのかな???」

と思いつつ、お願いを続けました。「絶対に治そうね。」と。

きっとメルちゃんなりに考えていたのでしょうね。

手術当日、自分から診察室に入り、麻酔の間小刻みに震えるものの、少しも動く事なくよく皆の言うことを聞いてくれました。

言えばわかる・・・そう思っていた・・・んではなく、ちょっと 「大丈夫かなぁ、ガンコだし。言ってもわからないよな。人間と違うし。」 という気持ちがまったく無いと言ったら嘘になります。
ところが言えばわかったんです。
メルちゃんを少し見くびっていた、私の方が愚かです。

メルちゃんは、私をどんどん越え、自立した強い精神の持ち主だったんです。
やっぱり家に来てもらって良かった。。。
メルちゃんが幸せかどうかはわからないけど、確かに私はメルちゃんのお陰で生活が潤っているんです。

そう感じさせられた、勉強させられた最近です。
私が頼っていた部分も沢山あるのかもしれないです。

持ちつ持たれつ・・・人間だけじゃないんですね。。。

久々ブログなのに少し暗い話でごめんなさい。

しばらく、手作りご飯とアガリスク、続けようと思っています。

術後のご飯、おかゆ(レバー入り)から始めてみます。
タグ:乳腺腫瘍
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コメント 10

hatumi30331

そうだったんですね〜。
アガリスク・・・ワン子にもいいんですね。
続けてみましょう〜〜^^♪
by hatumi30331 (2011-10-21 06:51) 

まるまる

☆nice!を戴いた皆様へ☆
長いことブログ更新せず、またご訪問もせず、という状態にも関わらずお越し下さいまして本当にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。m(_ _)m
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

hatumi30331さん☆
ご無沙汰しております。^^コメントをありがとうございます。
アガリスク、あげる前に私も舐めてみました。
キノコの味で、調味料にもいいかな? と思ってしまう様なものでした。
獣医さんにも相談して、薬との影響も教えて貰ってからあげてますが、これからも続けてみようと思っています♪
舐めたとき、結構美味しい?!って感じでしたよ♪
by まるまる (2011-10-21 08:56) 

まりっぺ

こんばんは
お久しぶりです
我が家で以前飼っていた犬も乳腺腫瘍で手術をしました
痛いも痒いも云うことができないので、人間以上に不憫に
思い、治るまで心配し続けていました。
良いと思われることは、どうか続けてくださいね^^
by まりっぺ (2011-10-21 20:03) 

orange-beco

人間だって、病院あまり好きではありません。
メルちゃん、偉いなぁって思います。
まるまる様のことを信頼しているから、思いがしっかり通じたのでしょうね。
これからも彼女の幸せな犬生が続きますように!
by orange-beco (2011-10-21 22:59) 

Mitty

心中、お察しいたします。
かくいう私も愛犬家でありました。
残念ながら天に召されてしまいましたが、
それであっても大往生だと思っています。
言葉に出して自身の感情を表現できないだけあって、
オーナーさんの心中は結構ツラいもの。

しかし記事中にも書かれているように、
当の本人は私達が思っている以上に強かったりするのですよね。
月並みな言葉ですが、やはり「家族」なんだな、と改めて思います。

まるまるさんもメルちゃんも、今後更に素敵な光に包まれて、
幸せが続くことを切に願っております。
by Mitty (2011-10-22 07:26) 

まるまる

まりっぺさん☆
大変ご無沙汰しているにも関わらずお越し下さいまして本当にありがとうございます。
まりっぺさんも、ご経験があるんですね。
ご心労が今は身に染みてわかる気が致します。
アガリスクがどれほどの効果はわかりませんが、妹に貰った食事療法の本とあわせて頑張ってみたいと思っています。
今抗生物質をいただき飲ませていますが、薬も食事もちゃんと食べてくれるのでその辺りは少し楽させて貰えます。^^
コメントをありがとうございました。

orange-becoさん☆
大変ご無沙汰しているにも関わらずお越し下さいまして本当にありがとうございます。
私自身も、病院は苦手で 「ちゃんと病院行ってよ!」 と言う親の気持ちが少しわかったような、わからないような気持ちになりました。^^; 反省ですね。
この度は、肝のすわったメルちゃんに勉強させられた気持ちです。
できる限りの時間を彼らと楽しく過ごせるよう、私もがんばります。
彼らとちゃんと向き合うことは生活のリズムも整えてくれます。
私の方がだらしなかった。。。そう思っています。
コメントをありがとうございます。^^

Mittyさん☆
大変ご無沙汰しているにも関わらずお越し下さいまして本当にありがとうございます。
そうなんです。Mittyさん。
どうしても私達とは少し違う時間を生きているのはわかっているんです。。。わかってるかなぁ。。。自分。。。?!
大往生・・・・私の望みです。
メルちゃんは、意志のしっかりした本当に強い子でした。
私は一緒に居てわかっていたつもりだっただけで、彼女のそんな部分を知らなかったかもです。
きっと、私が元気ない時、こっちを向いて寝ていたのも、私のお世話をしてくれていたんだ。。。やっぱり。。。と思いました。
情けない事ですがっ。。。^^;
彼女には沢山心配かけたし、慰めて貰いました。
この度は『活』を入れられた気分です。
しっかりしなくちゃです。。。自分っ。。。
現在ですが、「こんなのへっちゃら~。」と言わんばかりにヒョウヒョウとしてます。(汗 寝るのも飽きたようですが、「駄目!」というと仕方なく目を固く閉じて寝ています。わざとらしい。。。揺すっても起きない寝たふり。
彼女はコミカルな動きも愛らしい子でそんなところもまだ健在です。^^その辺りがホッとしています。
どうぞこれからもこんな私達ですがよろしくお願い致します。
一緒にコメディちっくにブログに登場できれば幸いと思っています。
by まるまる (2011-10-22 09:53) 

moz

そうだったんですね。大変でしたね。
その後の経過はいかがでしょうか? 良くなっていると良いな ^^
by moz (2011-10-23 15:20) 

まるまる

mozさん☆
大変ご無沙汰しているにも関わらずお越し下さいまして本当にありがとうございます。
お陰様で、経過は順調です。^^日に日に元気になっていきます。
写真を載せてご報告したいのですが、本日もこれから検診に行ってこようと思っています^^
抜糸の日も決まってくることと思います。
本犬共々、周りの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
本犬は、早く外に出て、可愛がってくれる方々に会いたいと申しております。^^
少々、心配事はありますが、悪い方に考えるとそうなりそうなので、できるだけ考えず前向きにできることをやっていきたいと思っています。^^軒並みな文面なのですが。。。これに尽きてしまって・・・。
昨日はサツマイモと鮭のミルク粥でした。^^
コメントをありがとうございました。m(_ _)m
by まるまる (2011-10-24 09:05) 

youzi

獣医さん向けの乳腺腫瘍のセミナーを
聞きに行った事があります。
半年までに避妊手術をしてしまうと、発病の割合が
かなり減ると聞きました。
なってしまうと、かなり大きく切ってしまうとも
手術の説明であった事を思い出しました。
メルちゃんは転移もなさそうとの事で本当によかったですね。
術後の順調で、お散歩に行きたいと自分からアピールする
なんて、本当に凄いって思いました。
病気をすると、ちょっと過保護になってしまったりがりますが、
自分でやりたいと主張する事はやらせてあげるのが
メルちゃんにとっても良いのではと思います。
心配事もあるとは思いますが、毎日嬉しい事を見つけていくと
不安も少しずつ少なくなっていくような気がします。
6年とは言わず、もっと長い時を一緒に過ごせますように。
by youzi (2011-10-29 19:54) 

まるまる

>>半年までに避妊手術をしてしまうと、発病の割合が
かなり減ると聞きました。
私も聞いたことがあり、知人宅の子は先を考えて避妊手術をしました。まだ発病というのを伺っていないので、そうなのかもしれないですね。。。
我が家は、できれば、この子達の後継者が欲しくて、ずっと様子を見てきたのですが、残念ながらこの望みは授かりませんでした。
今回、やはり結構大きく切る事となり、陰部から2つ乳房を切ることとなりました。縫合に時間がかかるらしく、3時間位かかったそうです。
当初は、お腹に穴が空いてしまったので、状況はかなり進んでいると思われていたようです。
本当に不幸中の幸いでした。。。
最初、ずっと考え込んでしまって、、、という日が少しありました。
私の方がだめですね。。。。^^;
やはり病は気から。。。。というのもあるのでしょうか。
明るく過ごせるよう努力することが一番の薬なのかもしれないですね。。。
メルちんは、明るい性格なので、自分が辛いだろうに私の方が慰められた感じです。。。情けない。。。
今日も、元気に外で遊んでいました。
2匹の♂ワンが待つ、門の中に放したら、パッとその場の空気が明るくなりました。
コメントを本当にありがとうございます。
そうですよね、主張してくれるというのは元気な証拠、有り難いです。
のびのび、私も楽しませて貰おうと思っております。^^
by まるまる (2011-10-30 17:26) 

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